日記2037

Youtuberという人たちが増殖しているらしい。
その多くは、Hikakin氏を模倣したもの。

Hikakin氏の動画はちょっとは見たことはある。
一見したら簡単そうだし、これで大儲けできるのなら自分でも出来る…
と、思ってしまうのだろう。
それがまず大間違いだ。

確かに模倣した動画を作ることは難しくは無いが、問題は知名度（再生数）の方だ。
Hikakin氏は長い間動画投稿を続けて今の知名度を獲得したのであって、
それに及ぶ成果を模倣しただけの輩なんぞが得られる訳が無い。

有名な人がレビューしたりゲームを実況したり
おかしなチャレンジしてる動画はまだ興味をそそられるが、
何処の誰だかわからん奴が何をかやってる動画なんてどこに需要があるのか。

女性の髪の生え際だけを延々60分写すだけのビデオの方がまだ需要があるレベルだろう。


それ以外にも、技術的なところもある。

Hikakin氏は、何気ない画面であってもライトや背景の小道具の配置は整っているし、
暗い環境でもノイズが目立たない、高感度域も撮れる良いカメラを使用している事も分かる。
編集も、ちゃんと行われている。

この　ちゃんとした画作りってのが実は一番難しいのだが、
模倣者の多くはそれが全く出来てない。


模倣するにしても、せめて動画を投稿する前にHikakin氏の物と見比べて
遜色が無いかどうかを吟味してから投稿するようにしていただきたいものだ。