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!今日の日記は長いぞ!



いつまで経っても車の運転が恐い。おそらく、この先もずっとこの恐怖は克服出来ないだろう。
それは何故かと言うと、私が小学校の頃に経験した事故の所為だと思われる。

小学生の頃の私は仲間とバカばかりやって
近所のおっちゃんにしこたま怒られるという充実した日々を送っていた。いわゆる悪ガキだった。

その頃はコンピュータとかの知識もサッパリ無くゲーム機なんてなモノも持っていなかったので
遊び道具といえば専ら『自転車』だったのだ。

話は逸れるが、あの頃はまさか自分がCG屋になるとは夢にも思っていなかった。
人生ってのは何が起こるのか分からない。


閑話休題、当時住んでた某社社宅は駐車場がとても広く(今の歳になって再度見ても、広く思える)
オーバルコースのように一周できるレイアウトになっていたので、そこはガキどものサーキットと化していた。
無論、私もそこで日々白熱したレース(笑)を繰り広げていた。

駐車場以外にも社宅の近所には
交通量の少ない長く続く坂と曲がりくねったカーブが連続する道があったので、
当然そこもガキどものレース場と化していた。無論、私もその峠道をチャリで攻めていた。

峠道と言っても どこにでもある一般道路である。
交差点もあるし、少ないとはいえ車も通る。
だが、私らガキどもは我関せずと そこを自転車で突っ走っていた。
勿論、交差点で一旦停止なんてする訳が無い。



ある日、私はいつものように先に書いた峠道(下り)を滑走していた。
カーブではいつものように縁石ギリギリまで寄って最短距離を行く。

「俺って天才とちゃうか」とか勝手に悦に浸っていた。

コーナーを抜けたところから再び加速してタイムを縮める…筈だったが、その日は違った!

カーブを曲がった先から乗用車が走って来たのだ!

瞬間、加速ではなく回避行動に切り替え体制を立て直そうとするが既にかなりの速度が出ている!
ブレーキをかけてもおそらく間に合わなかっただろう。

相手の車も避けようとセンターラインを超えた…が、
カーブがブラインドになっていた為に双方の認知が遅れたことに加え、
私がカーブに対してインからアウト側に向かうラインに乗っていたのが致命的となった。

図解するとイカの通り。

355.gif

正面からぶつかる…! と思ったが、間一髪それは避ける事が出来た。
だが結局、車のサイドミラーと側面にはぶつかってしまった。ついでにその時に左手小指と薬指を怪我した。

車の側面にはフロントからリアにかけての長い傷跡が付き、ぶつかったサイドミラーは歪んでしまった。

自転車を止めてから私は事故った事を認識し 呆然となった。

車からは血相を変えて『大丈夫かーーーーッ!!!』と叫びながらおじさんが飛び出してきた。

私はどうして良いのかわからず『大丈夫っス 平気っスから』と言っただけで、
青い顔をしたおじさんから半ば逃げるようにしてその場から立ち去ってしまった。

それ以来、私は自転車レース(笑)を引退した。
仲間と走りに行った際も、皆が交差点を止まらずに突破しても
私は必ず一旦停止して左右を確認するようになった。

神経質過ぎるくらいに左右の確認をして仲間に呆れられたこともあった。
ちなみに、今でも交差点は恐い。

しかし、この事故のお陰で車で無茶をやろうとは決して思わない人間になった。
この経験が無ければ、今頃六甲山あたりでタイヤを鳴らしながら突っ走っていたかも知れない。



あれから幾年も経ったが、私のせいで不意に事故ってしまったおじさんの事が未だに気になる。
今更だが一度お会いしてキチンと謝りたいのだが、
どこの人なのか、なんと言う名前なのか、全く分からない。
車のナンバーどころか、車種も覚えていない。

どうすれば見つけられるのか、見当もつかない。
探偵ナイトスクープに依頼したら見付かるだろうか。

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無題
イカちゃん可愛いよね
NONAME 2010 /12 /09 (Thu )02 :25 :20 編集
今だったら「警察呼ぼうか・・・自転車対車・・・・わかるよね?」
「自分が怖いと思う速度で走ったら絶対事故る」
と、沼に車を突っ込ませた走り屋の知り合いを思い出したねぇ。
暴走行為をやめたらとあきれたもんだけど。
うぉるたー上級軍曹 2010 /12 /09 (Thu )19 :22 :17 編集
無題
家からチャリで30分位の所にリアルに走り屋が出る峠が あるんすわ。一車線で12km位の。

で、そこを自転車部の悪ガキ共(自分含む)で2年前から走ってたんですわ。

ロードバイク2人とMTB3人で攻めてきたけど、管理人さんの体験談読んだ瞬間 ありえすぎて全身鳥肌たった。
NONAME 2010 /12 /09 (Thu )22 :33 :03 編集
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