あー…

なんとも言えない倦怠感が。
この虚しさは一体何なんでしょうか。

それはそうと、今更『電車でGO　FINAL』を買いました。
本当に今更ですね。発売されたの、かなり前ですよ。


１．映像面
グラフィックは綺麗です。
沿線の風景を細かに再現した、その技術というか根性には驚きました。
私なら、建造物一つ作っただけで嫌になります（笑

車輌そのものも、遠めから見れば綺麗です。
しかし、問題点が3つ
・車内はカラッポ。
『乗車率120%』とか表示されてもカラッポ。なんか悲しいだよ。

・座席の部分はテクスチャ
ロングシートの場合ならばまぁ良いのですが、クロスシートまでテクスチャで誤魔化すのは頂けない。

・ドアが開かない
『電車でGO3　通勤編』は、ドアの部分までモデリングされてましたが、今作はテクスチャで誤魔化し。
そいだもんだから、ドアが開閉致しません。

しかし、上の3点をキチッ作ったら、ロード時間が20秒程度余計に掛かるでしょうね。

『ロードは短く』　『グラフィックは綺麗に』
「両方」やんなくっちゃあならないってのが「3D屋」のつらいところだな

２．車輌の挙動
従来より、ブレーキの効きや加速性能が良すぎるような気が。
まぁ、それは良いんですが…

どうみても速度制限が必要なカーブに速度制限標識があったりするんですよ。
というか、実際はあんなに急なカーブではない。
新快速で甲子園口とかを通過する時、妙にヒヤヒヤするんですが。
いつも使う路線なだけに、気になります。


３．サウンド
モーター音は申し分ありません。とても良い音になってます。
しかし、ジョイント音は気に入りませんな。あんな高頻度でガタンガタンとは鳴りませんって。

山手線の運転手の歓呼の声。なんか、運転士っぽくありません。
歓呼ってのは、もっとぶっきらぼうにやるもんですよ。
その点、中央線の歓呼はとても良い（笑

山手線のアナウンス。これァ酷い。酷過ぎる。
特に英語のアナウンスが酷い。


４．総合
悪い部分も書きましたが、気にしなければどうってことありません。
電車が好きな人なら楽しめます。ただし、本格的な鉄道シュミレーターをやりたい…という人には向いてないかも知れません。あくまでもゲームなので、挙動や走行距離や標識も、ゲーム用にアレンジされています。
本格嗜好な方には、音楽館の『THE　山手線』か『THE　京浜急行』をお薦めします。